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エピローグ

忘れた頃にブログを更新したかと思うと、突然のG12とのお別れ報告!
しかも理由も何も書かれていないとなると、これは少し乱暴に過ぎました。

ブログとG12を通じて繋がることができたみなさんにはきちんとご説明しておきたく。
また「終わりよければすべて良し」との古人の教えにもあるように、
熱しやすく冷めやすくて、そして天の邪鬼な自分としては珍しく(笑)
ご報告とご挨拶を兼ねて、エピローグをしたためます。


4月に大学2年生となった娘が、休学と秋からの留学を決めたため、
突発的なキャッシュフロー不足に陥ったことが今回の売却要因です。

予定外の留学で、さらに想定外のコスト高(笑)。
住宅ローン残ありサラリーマンの打つ手は、趣味車の処分は至極妥当といえますね。

クルマは再び手に入れるチャンスがあるでしょうが、留学の機会はそうともいえず。
意外にあっさりと決断することができました。



ピクチャ 3.png
3週前の日曜。青G12号最後の出撃は通い慣れた大黒PAです。いったい何度ここを訪れたか。
一期一会で出会った趣味車オーナーも多く、みなさん筋金入りのエンスージャストでしたね。

ピクチャ 7.png
青G12号のナンバーは「川崎500 み13-18 」でした。もう二度と拝めないプレートです。

ピクチャ 4.png
最後の出撃も調子は完璧。アイドリングは安定して吹け上がりも◎。脚もよく動きました。

振り返れば路上デビュー即レッカーで始まった青G12号との生活は終始トラブルとの闘い。
よくぞここまで仕上がってくれたとなあと感慨深いものがあります。

ピクチャ 2.png
ナビシート前には常に重い工具ボックスを置いていました。ウエイトバランス兼用です(笑)
ないと困った時期がとても長かったし、故障知らずになってからは精神安定剤的な役割を。

ピクチャ 1.png
10,000キロ達成時に撮影するのを忘れてしまいましたが、大台越えはひとつの目標でした。
最終的には「10,300キロ」が青G12号と刻んだ距離の実数です。


ピクチャ 8.png
青G12号はそこで組み立てられて命を吹き込まれた虎の穴に、再びその身を預けることに。
先週末の搬入後に新しいオーナー候補がさっそく試乗され、嫁ぐ手筈だったのですが…??

3日後、キャンセルされたとの報告。
その方は「どうしてもコスワース・エンジンのG12が欲しかった」そうで。

残念ですが仕方がないですね。
ロータス・ツインカムを積むレシプロ戦闘機が、吊るしの最新鋭ハイブリッド車のように
そうそう売れるわけがありません。

そんなわけで、青G12号は今も絶賛オーナー募集中です。

ご興味のある方は、直接私宛てにメールでお問い合わせいただいてもかまいません!
(プロフィールの“ホームページURL”がメアドです)
返信に多少お時間をいただくかと思いますが、レスは確実です。
お待ち申し上げております!!!!!


と、このエピローグを締めくくる段になって、心の奥に澱のような思いが湧き出します。

「キャンセルは天の声。ならば呼び戻して、最後まで添い遂げるべし」

コレって未練でしょうか。
留学費用は社内融資を使おうかなあ。でも今以上に縛られたくないしなあ(笑)

GINETTA G12は惑わされずにいられない悪女のようでした。


●最後のおまけ画像


ピクチャ 5.png
数限りない回数、羽を休めた第三京浜の都筑PA。デビュー直後にここでギアがロックして
主治医のもとにレッカーされたのが4年前。たくさんの思い出が詰まった切ない場所です。











お別れです

半年ぶりにブログ更新です!

最終記事アップから今日まで、青G12号はすこぶる元気な健康体でした。
残念ながらロングツーリングには一度も参加できませんでしたが
週末にぽっかり空くことがある数時間、第三京浜都築〜大黒PA出撃は数知れず。

おかげで積算計はめでたく1万キロを超え、
青G12号との蜜月な日々はこれからもずっと続くものと信じていたのですが…。


別離は突然やってきました。


ピクチャ 1.png
このパレットを寝床にしてから4年半。青G12号がここに居るだけで心にはりがありました。
空いたベッドにはオイルとFRPの残り香と、エンジンの温もりが残っている気がします。

ピクチャ 2.png
雨が落ちてきそうな土曜の朝。ローダーにしっかりと固定されて旅立つ直前の青G12号です。


ピクチャ 3.png
ピクチャ 4.png
ピクチャ 5.png


さようなら。


叶うものなら、またいつの日か。再び青G12号のオーナーになれたらと思います。


いままでご愛読いただきましたみなさん、
また青G12号にまつわる諸々で、実際にお世話になったみなさんに心から感謝申し上げます。









少しお休みします…

またまた更新が1ヶ月以上も滞ってしまいました。

ピクチャ 2.png
特に青G12号が瀕死のトラブルに巻き込まれた…わけではなく、
飼い主の自分が入院していたわけでもなく。両者ともに至って健康なのですが。

つまりジネッタに割り当てる時間的余裕と、私の脳内ハードディスクの空き容量が
圧倒的に不足しておりまして…。
またその事態は主に仕事環境から発生しており、日を追うごとにハードになる一方。

週末のツーリングなどに誘っていただいたりして、行きたい気持ちは満々なのですが、
物理的に無理と判明すると、本当に申し訳ない気持ちになったり致しまして。

そんなわけで、趣味に言い訳なんぞは不要であることは分かっているのですが…
いちおう読んでくださっている(いた??)方々にひとことご連絡を…。

このブログ、しばらくお休みさせていただきます〜。

といっても、ジネッタに興味がなくなったわけでもなく、
まして青G12号を売りに出す予定もございませんので、ご安心くださいね。

生涯最後の趣味車がこの希有なGINETTA G12であることに変わりはありません。
更年期を迎えたカラダとココロに充電が必要なだけですので。
将来必ず以前と同じ熱意をもって復帰致す事をお誓い申し上げます。

時期は年内…か年明けを目標に! 頑張ります!



ホイールのリペア

先週、途中挫折して専門業者にリペアしてもらう事にした例のホイール。
状態がよくわかる写真を添付して、4社に見積もりを取ってもらいました。

すると…まあ予想通りというか、なんというか、TOO EXPENSIVE !!!!

全体の錆を取って、リムのガリ傷を補修して、センターディスクを塗装してもらって
24,000円〜38,000円@1本。送料などを入れると最低でも10万円〜。
元々の落札金額を加味すると、あまりな金額になってしまうではないですか。

よって、当初の予定通り、自分でリペアすることに決定〜(爆)。

ピクチャ 2.png
養生テープでマスキング。これがもっとも面倒くさい作業です。他の方法がないか、
ネットで調べましたが、どれも似たり寄ったり。丸い部分のマスキングが特に面倒!!

ピクチャ 4.png
アルミによく食いつくという速乾スプレー塗料で、下地ペイントもせずにプシュー!!
マスキング前に高圧洗浄機で洗って、その後エアガンでこれでもかと吹いたので、
埃や砂は皆無で、なかなか上手く塗れたような気がするんですが。

ピクチャ 1.png
ジャ〜ン。どんなもんでしょ?? アップで観察すると恥ずかしい部分がありますが
まあ素人仕事としては上出来ってことで許して下さい!!!(爆)。

アルミ部をピカールで磨こうと思いましたが、ここまでで4時間経過。
汗で濡れたシャツが気持ち悪くて気力が失せてしまい、本日の作業は終了〜。

ピクチャ 5.png
錆と汚れが酷かった裏側は、サンダーでざっと磨いてからグレー色の缶スプレー!!
クルマに装着したらあまり目に触れない部分なのでコレで良しと致しましょう。

ピクチャ 3.png
予想外に面倒だったのが、各ホイールに6本付いているピアスボルト&ナット。
M8の1.25ピッチという汎用モノだったので、ナットだけ新品にすることに。

来週も時間がとれたら、リムのガリ傷補修と磨きに挑戦しようと思います。



ガス補給ほか

4月から始まった大プロジェクトの仕事が完遂し、来週お披露目に。
夜討ち朝駆けのメールや電話。休日は突発出勤。ストレスで2kgも痩せました(涙)。
でもやっと大団円。アア〜ヨカッタ。

で、今週は久しぶりに何もない週末となり、家族もそれぞれ出かけてしまったので
気温が若干下がった夕方過ぎから、近所をひと周りしてきました。

ピクチャ 1.png
久しぶりにキーを捻りましたが、やや長めのクランキングの後、元気に始動!
点灯しながらの走行ははるか昔以来ですが、すれちがう対向車のライトが眩し過ぎ!!
青G12号の着座位置の低さゆえですが、これってけっこう危ないかも。

ピクチャ 4.png
調子はまったく問題なさそうなので、とりあえずガスでも入れても見ようかと。

ピクチャ 2.png
青G12号はセンタータンクなので、ガス補給時はガバッとカウルを開ける必要アリ。
けっこう目立つので、故障と誤解されたりと恥ずかしい場合が多々あります(笑)。

ピクチャ 5.png
路上デビューしてから3年めですが、未だに正確なタンク容量がわかりません(笑)。
推定30リッターですが、いつも走行距離が160kmに達すると早めに補給しています。

オートストップしてから、約1リッター追加でほぼ満タン。本日の燃費は約 8.0km!

ピクチャ 3.png
20分ほどで帰宅。思いのほか涼しいので以前ヤフオクで落札したホイールの掃除を。
センタースポーク部分を外してペイントでもしようかと思っていたんですが…。

ピクチャ 6.png
裏側はかなり錆び錆びでめげてしまいました。素人の手に負えそうにありませんね。
専門業者に出して、リペアしてもらう事に方針変更〜。

ホイールが仕上がったら、いよいよ憧れのAVONタイヤを着けてみようかなあ。



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