40年間トラブル無し??
お盆は母親の墓参りに行ってまいりました。
実家の墓所は、信州小布施の古刹・玄照寺境内にあります。
ついこの間、納骨したような気がしていましたが、もう10年も経ってしまいました。
日本では木造建築が耐久構造物の象徴のように語られますが、こうして見る限りでは
やっぱり年々朽ちて、自然に還る日を待っているかのように感じられます。
パリやミラノの「築400年のアパルトメント」が、ごく普通に庶民の住宅として活用
されているのと比較すると、ヨーロッパの石文化の堅牢さが際立ちますね…。
そんなことをツラツラ考えながら、実家でスイカを齧っていると(笑)スゴいモノが
目に飛び込んできました!!!!
ジャ〜ン(爆) 推定1968年製のナショナル扇風機です!! 少なくとも小学生時分の
記憶にはがっつり刻まれているので、すでに40年以上稼働していることになります。
「超微風」「タイマー付き」というのが当時の最先端。68年製なら青G12号の先祖、
オリジナルGINETTA G12のリリースが発表された頃と同じ時代のマシーンですね。
齢80を超えた父親に聞くと、買ってから一度も故障がなく、しかもメンテはまったく
したことがないそうです(驚)
モーター内部や首振り稼働部、回転部分のベアリングなどは一体どうなってるのか?
60年代の MADE IN JAPAN 製品の耐久性、信頼性は本当に驚異的。
でもなぜか壊れまくって脆弱な60's MADE IN ENGLAND の輸送機器の魅力には
かなわないですね〜(笑)
青G12号は、はたしてあと何十年稼働できるでしょうか!!
●本日のおまけ画像
2年前に、壊れては開腹手術の連続だった青G12号のヒューランドMK9ボックス。
こちらもすでにン十年の年月が経っているはずですが、中身はキレイなものでした。
もっとも完調になるまで50%近くのパーツを新品に交換しましたが…(泣)
究極のG12が売りに??
ブロ友のみなさんは今、夏休みまっただ中でしょうか。
青G12号のカバーを剥ぐのも億劫になる暑さの中では、出撃は到底叶わず、
代わりに走り回ったネットの中で、ある意味「究極」と呼べそうなG12の
売り物件を発見しました。(もうチェック済みの方も多いでしょうね)
J-CRAFTでレストアされた60年代オリジナルのG12レーサーです。ボディシェルも
GINETTA製のようで、リヤカウルは段付き。ワイド化でなくオーバーフェンダーで
武装しているのが良いですね〜。(画像はJ-CRAFTのサイトからお借りしました)
昨年、主治医が話していた「噂の究極オリジナルG12」はコレだったのですね!!!
気になる価格は「問い合わせ」になってましたが、怖いですね〜聞くのが(爆)。
噂ついでに無責任な事を書いてしまうと、このG12はヒストリック・レジスターも
完備しているとか??
青G12号と似ている風景ですが、ドライサンプ化、サイド燃料タンク、ワンオフと
おぼしきエキパイ&マフラーなど、素人を寄せ付けない威圧感(笑)が漂います。
エキパイ側のフレームにクロスメンバーが通ってますが、コレ、真似したいなあ。
コレも真似したい!! フロア全体にアルミ(?)パネルを張って補強。さらにサイドの
フレームにもパネルをリベット留めして構造壁化。ロールケージより見た目グッド。
ナビシートを取っ払ってしまうのもナイス。レーシーな雰囲気が満点で好きですね。
ただし現実には、青G12号のナビには未だ息子が座ってくれる可能性があるので、
しばらくは今のままかな(笑)。
同ファクトリーでは、あの史上最強のオリジナルG4も売りに出されております。
リジット+ケントエンジンなのに、筑波を1分1秒でラップする性能は何なんでしょ?
前オーナーは、13年前に私がG4で初めて筑波デビュー→1周目にクラッシュした際に
優しく声をかけてくださったYさん。
「ケントでコスワースのG4やG12をパスするのが醍醐味」と述べられていたように、
何かこう零戦でムスタングに立ち向かう撃墜王・坂井中尉のような(笑)格好良さが
ある方でした…。
こちらも価格は要問い合わせ。でもナンバー取れるのかな??
続・猛暑の出撃
日曜は何とは無しに、6時前に目が覚めました。
二度寝は出来なさそうだったので、PCを立ち上げネットサーフィン。
ブックマークの道路交通情報センターをクリックすると「高速渋滞は皆無」。
「ん?? 行く??」
反射的に脳みそが出撃モードになってきました(笑)。
「でも今日も暑いし、やっぱり止めとこうかな…」
とココロは逡巡しつつも、カラダはテキパキと出撃準備のために動き出します(笑)。
というわけで30分後には準備完了〜。暖気は5分くらいで済ませてゆるりとSTART。
超久しぶりの箱根ターンパイク。今日は空いていたのでクリアラップが気分爽快。
青G12号の調子はまずまずでしたが、4000回転くらいで一瞬息継ぎの症状が。
感じとしては空気が足りていないのか、ガスが濃いのか??
現在のセットはメイン135/エア220なので、エアを240に上げてみようかな??
大観山の頂上はガスっていながら蒸し暑いという妙な状況。趣味車はエリーゼ系や
ポルシェといったエアコン装着車がメインでした。そりゃそうですよね〜。
と思っているとヨーロッパがやってきました。このイエローの直後に白いS2も合流。
いるんですね!! 自分と同じ方々が。
こういうマシンで真夏に出撃するって、もう自虐的というかモノ好きというか(爆)。
箱根〜東名高速を走行中は80度近辺で安定している水温が、帰路の市街地に入ると
とたんに90度を超えてきます。ファンをONしてもやっと93度。
9時に帰還しましたが、今日はマジで熱中症になるかもしれない恐怖を感じました。
街中でのストップ&ゴーでは風も入って来ないし、シート後ろの隔壁はチンチンに
熱くなっていて、サウナと行っても過言ではなく。汗が全身から滴り落ちます。
ガレージにしまった後、尋常でない疲労を感じて昼まで爆睡してしまいました。
歳かな…(哀)
猛暑の出撃
月イチ更新で失礼いたします(汗)。
前日に現在進行中のプロジェクトの第一段階が無事終了し、心に余裕ができたせいか、
久しぶりの何もない休日が酷暑であるにも関わらず出撃して参りました。
行き先はいつもと変わらぬ大黒です(苦笑)。
この日は第三日曜日なので、ユダ会長主催のミーティングが開催されておりました。
トヨタ2000GTは、なんと品川ひと桁ナンバーです。発売当時、全国のディーラーに
展示されたデモカーの中の1台だそう。隣りのコブラと意外な調和を見せていました。
そのコブラのオーナーBLACKSNAKE様にUPしていただいた青G12号です(感謝)。
親バカですがカッコいいな〜(爆)。
先月オイルが飛散していたフロントカバーとガスタンクですが、今日は大丈夫。
実は出撃前にコスモ石油で10W-40オイルを交換したばかりで。これは効果あり??
10時過ぎに到着した大黒は、すでに気温が30度超。日差しを避ける場所もないので
正直立っているだけで汗がダラダラ流れます。おかげであまりお話もできぬままに
早々に退散することに。やっぱり夏の出撃は曇天か、極々早朝に限られますね〜。
夜携帯に白G12のSさんから着信が。朝3時起きで箱根を攻め、7時前には帰宅された
そうです(驚)。調子は絶好調とのこと。ヨカッタですね!!
夏休みは久しぶりに主治医のショップへ顔を出そうかと思います。
50日ぶりに復帰!!
やっと更新しました。5月1日以来です。
ただ趣味のブログとはいえ、こうまで更新せずにいると気持ちが離れそうなので
今日は頑張ってみました!
青G12号のステアリングを握るのは、実に2ヶ月ぶりです。
ちゃんと動くかどうか心配でしたが(笑)。あっけなく始動&走り出せました。
この後ろ姿を眺めるのもひさしぶり。ヒューランドのプレートが良いな〜(自己満)
FRPの匂いやロータスTCのメカノイズ、ヒューランドの甲高い音が心地良いです。
水温計、電圧計、油温&油圧計いずれも正常。吹け上がりもまずまず。
5分もしないうちに蒸し風呂のごとき室内に。湘南方面へのルートをあっさり変更し、
いつもの大黒パーキングに。根性ないですね〜(笑)
殆ど趣味車はいませんでしたが、このランドローバーがピカイチでナイスなオーラを。
ワンちゃんとのコンビが自然でリアルで、センス良いですね。
年齢を重ねてからのクルマ趣味としては、ひとつの理想形かもしれません。
帰宅後にチェックするとエンジン・フロントカバーからのオイル漏れでこんな風に。
ガスケットからの滲みがベルトに伝わって飛び散っている感じです。
完治させるとなるとエンジンを下ろして、フロントカバーの脱着が必要…。
硬いオイルでも入れてみようかな?? でもまあ壊れているわけじゃないので、
「ウオーターポンプが逝くまでは、このままでいこう」(爆)
そんなこんなでブログ更新も、みなさんへのコメントもさぼってしまってすみません。
しばらくこんなペースが続きそうですので、なにとぞご了承くださいませ。
●本日のおまけ画像
先週の土曜日、BXのエアコンガスを代替フロンに換えようといつもの工場へ行くと
古いアルファが(詳しくないので…Toshiさんお願いします)。さらに…。
A110が整備中!! これは1600でしたが、さらにさらにもう1台!!
これは1300でしょうか??(ごえもんさんお願いします)
なんだか加速度的にラテン系エンスー工場へと変貌するMオート。
ビジネス的にはこうした囲い込み戦略の方が正解なのかもしれませんね。